世界の高齢者施設の状況

世界中で高齢者向け施設が不足しているようです。
中国はやはり大きいですね。６０歳以上の人口だけで日本の人口よりも多いです。

（以下引用：世界の高齢者）

日本：日本の高齢者の入所施設は2005年10月現在、特別養護老人ホームや軽費老人ホームなど計9871施設あり、うち有料老人ホームは1406施設。（2007年2月26日）

 

中国：2006年発表の《中国老齢事業の発展》白書によると、中国の都市と農村の老人ホームなどの老後を過ごす施設は39546カ所、ベッド数は149．7万床。そのうち農村部の老人ホームは29,681カ所、ベッド数は89．5万床で、老人の入居需要を満たすことができない。中国の60歳以上の老人は1．44億に達し、老人ホームの入居願望が5％に対して、実際的な入居率は0．86％である。
上海市の老後施設は467施設で、そのうち民営は122施設。
天津市の民営の老後施設は231施設あり、ベッド数は8939床。天津市の老後施設のベッド数の85．5％を占める。（「人民日報海外版」07.1.24）

韓国：韓国の保健福祉部の４月12日の発表によると、06年に557カ所の社会福祉施設の評価を実施した。その結果、優秀が163ヶ所、良好309ヶ所、普通71ヶ所、不十分14ヶ所などであると明らかにした。

アメリカ：ナショナル・ナーシングホーム調査によると、アメリカのナーシングホームの数は1999年の18,000カ所が2004年には161,00カ所に減少。これは家庭でのケアが増加したことがあげられる。ベッド数は187万9600床から173万床となる。（ナショナル健康統計センター）

ブラジル：ブラジルのサンパウロの老人ホームは61カ所だけが合法的。誰もどれだけ老人ホームが運営されているか知れないという。2007年だけで9カ所の不法施設が閉鎖された。

イラン：イランでは2005年現在、140か所の老人ホームある。

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