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文化の進化度と女性の社会進出は比例していますかね。アフガニスタンの皆様が豊かな暮らしが出来ますように。

(以下引用:asahi.com)

2007年04月21日

 アフガニスタンの女子学生を支援しようと、「宝塚・アフガニスタン友好協会」(兵庫県宝塚市)代表の西垣敬子さん(71)が建設に協力してきたアフガン東部のジャララバードの大学の女子寮が完成した。女子の学業を禁じたタリバーン政権が崩壊した後、女子学生は少しずつ増えているが、寮がないために進学できない地方の高校生は少なくない。西垣さんは完成式に参加するため、19日現地に向けて出発した。

 西垣さんはアフガニスタンが内戦状態だった94年から、難民の女性や子どもを支援している。96年にタリバーン支配が始まってからは、職を失った元女性教師が女子のために家畜小屋や個人宅でひそかに開いた「隠れ学校」の講師代を援助してきた。

 04年にアフガンに入った際、ジャララバードの国立ナンガルハル大学を訪ねると、総長から女子寮整備への協力を頼まれた。現地では下宿の習慣がない。自宅や親類宅から通えない地方の女子学生は、優秀でも寮がないために進学をあきらめていると聞いた。

 帰国後、アフガン支援を呼びかける講演を各地で開き、女性団体からの寄付金などで建設費1200万円が集まった。そして、50人が暮らせる2階建ての寮が完成、今春から入居できるようになったという。

 アフガニスタンでは戦争や内戦が20年以上続いてきた。戦乱下で現地の女性が「仕方ない」とあきらめ顔で口にするのを何度も聞いた。「戦争を疑問に感じ、おかしいとはっきり言う女性を増やすことが平和につながる。そのためにも女子学生を増やしたい」

 建物はできたが、寝具や机などの備品はそろっておらず、西垣さんは、引き続き協力を呼びかけている。問い合わせは、ファクス(0797・84・8446)かメール(keiko665@gmail.com)で。

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