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6月4日から川崎市立井田病院で、「メタボリックシンドローム改善コース」が始まった。これは市内の公立病院では初の試みだ。最近話題となっている病気だけに、期待は大きい。

 動脈硬化性の心血管疾患等の要因として問題視されているメタボリック症候群。川崎市立井田病院では、その評価及び改善を目的とした「メタボリック症候群改善1日コース」をスタートした。これは川崎の市立病院で初めてのこと。また既に5月、メタボリック外来も開設した。

 この改善コースや外来を始めたのは、平成20年4月から特定検診が実施されるため。この特定検診とはメタボリックシンドロームなどの生活習慣病予防を目的とするもので、40代以上の全国民を対象に実施される健康診断。特定検診前に、一人でも多くのメタボリック予備軍を洗い出すことが目的である。

 改善コースでは専門の医師に加え、食事を栄養士、運動を理学療法士が指導し、他にも看護士、臨床心理士が様々な面からサポートをしていく。なおメタボリック症候群には睡眠時無呼吸症候群や狭心症などが高確率で合併するため、同病院では、7月からは、いびきをかく方、動悸、胸痛のある方を対象に睡眠時呼吸障害検査及び心機能検査(心エコーやトレッドミル)を含めた1泊2日コースも新設予定だ。柳井田看護士は「その人がその人らしく、自分のリズムで生活をしていける手伝いを、チームでしていきたい」と意気込みを語った。ちなみに費用は保険が適用される。1日コースは3割負担で1万円程度。1泊2日コースは同じく3割負担で3万円程度となる。

病院ならでは

 同医院の循環器科・麻薙(あさなぎ)医長は「メタボリック症候群はすでに聞きなれた言葉かもしれないが、危険な病気。腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上。加えて、肥満、高脂血症、高血糖、高血圧等が複合した状態。危険因子が加わることで、動脈硬化や脳卒中・脳梗塞を引き起こす怖れがある」と注意を促す。日本人の中高年の男性の2人に1人、女性の5人に1人が該当すると言われており、主な原因は食べすぎと運動不足で、それにより必要以上の内臓脂肪がつくという。

一人一人へのサポートを

 さらに麻薙医長は「運動と食事が重要。例えば運動は一度に30分以上、週に3回は必要。ありきたりな方法では長続きしないし、上手くいかない。その人に合ったやり方をして、病院ならではのサポートができれば。そしてこれをきっかけに、病院に頼らず、自分自身で健康を守っていただける指導をしたい」と話している。

 コースの予約・相談は川崎市立井田病院 地域連携室へ、電話044─788─0582 受付時間8時半~17時。

from タウンニュース
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