ベッド・バス・アンド・ビヨンド、３－５月期は４％増益

ニュージャージー州ユニオン（ダウ・ジョーンズ）米家庭用品小売りチェーン、ベッド・バス・アンド・ビヨンド(Nasdaq:BBBY)が27日発表した３－５月期（2008年２月期の第１四半期)決算は、住宅市場の状況が厳しいにもかかわらず、既存店の売り上げが伸び、４％の増益となった。

　純利益は１億0460万ドル（前年同期比は１億0040万ドル）、１株利益は38セント（同35セント）、売上高は前年同期比11％増の15億5000万ドルだった。

　トムソン・ファイナンシャルが集計したアナリスト平均予想は１株利益が37セント、売上高は15億4000万ドルだった。

　既存店売上高は同1.6％増となった。

　スティーブン・テマレス最高経営責任者（CEO）は「小売り環境全体、特に住宅に関連する商品の販売が引き続き課題となっているが、われわれは自身の事業に対して長期的なアプローチをとってきた」と述べた。

　同社は、2007年通期の最新の業績見通しは提供しなかった。

　決算は米株式市場の取引終了後に発表された。同社株の通常取引終値は前日比0.61ドル(1.65％)高の37.56ドル。その後の時間外取引では下げに転じ、35.60ドルで取引されている。