「病気をしない方法は―」 湯宗道氏（中国国際漢方医学協会会員）講演会

長生きの秘訣は早寝だそうです。
さらに１０時～２時はメラトニンが朝６時前の起床にはセラトニンが出てくるのでいいという話を聞いたことがあります。

（以下引用：Sao Paulo - Shimbun）

『病従口入、禍従口出』。高齢者の食と健康について、老ク連（重岡康人会長）は、四日、中国国際漢方医学名医協会会員の湯宗道（たんそうどう、台湾出身、八十歳）氏を講師に迎えて、「病気しない方法教えます！」をテーマに講演・実演会を行った。

　今回の講演で「食」を取り上げた湯氏は、「百歳まで生きるためには」と前置きし、排泄、五豆五菜をとる食事、毎日の体操、早めの睡眠、化学調味料の入った飲料を避けるの五項目を体内器官への働きとともに詳しく説明した。

　特に、高血圧・高コレステロールの原因ともなる肉の過剰摂取に注意を促し、老化抑制ホルモンとして作用する蛋白質の摂取には、五種類の豆（大豆、小豆、麦、もやし、落花生）で代用することを奨めた。さらに、東洋人と西洋人の腸の長さの違いにも触れ、「体内をきれいに保つためにも、東洋人の野菜をふんだんに使った食生活を忘れずに、野菜をしっかり食べること」と助言した。

　睡眠については、肝臓が休む時間は「子の刻（午前一時から三時）」と述べ、夜十一時以前の就寝を奨めた。三時から五時までは肺が休む時間で、早朝のラジオ体操は肺の新陳代謝をすることもできると話し、会場からは同調の声が上がっていた。

　さらに、手足、鼻、耳などの末端マッサージでツボを刺激し、血行をよくする実演も行われ、会場の六十人あまりの聴講者が見様見真似でツボマッサージに取り組む姿も見られた。

　講演後は、サツマイモ、大豆、小豆、炒りジャコなどが入った湯氏手作りの「健康五目がゆ」が振舞われ、「おいしい」と大評判だった。また、自分の食生活や家族の健康状態について、湯氏に相談する姿があちこちで見られた。